創業以来、クレールフォンテーヌはエティバルに本拠地を置き、ノートや封筒の素材となる「紙」そのものを製造しています。緑豊かなエティバルの地で、紙を研究し、製造し、加工する。製紙から紙製品に至るすべての工程を社内に備えた、ヨーロッパで唯一のメーカーです。
その製品はヨーロッパのみならず世界中に出荷され、たくさんの人々によっていろいろな言葉や文字や絵で彩られています。
クレールフォンテーヌのノートの用紙は、ビロードのようにすべすべした「べラム紙」というものです。特長は、にじんだり、裏側に透けたりしにくいこと。真っ白なのに、まぶしくないこと。そして書いた内容を長くとどめておける紙自体のしなやかな強さ。その秘密は、パルプの長繊維と短繊維の絶妙なバランスでの配合にあります。
これが、原材料から製本までを一括して自社工場で生産するクレールフォンテーヌ社ならではのクオリティ。べラム紙のテーマは、「インクに恋する紙」。書くよろこびを支え、あふれるアイデアをそっと後押しする存在でありたいと考えています。
1951年生産開始された定番ノートラインは、クレールフォンテーヌの誇る高品質なベラム紙を採用したブランドの顔。
ロゴの入った表紙が一貫したデザインで、カラフルなバリエーションが特徴です。
天然資源・エネルギー資源の大量消費を必要とするメーカーとしての社会的責任から、また、森林面積が国土の四分の一以上に及ぶフランスを代表するブランドとしての企業の使命として、クレールフォンテーヌ社はいち早く、環境への配慮に取り組んできました。
塩素漂白パルプを原料に用いないのはもちろん、さらに徹底してFAO(国連食料農業機関)による「持続可能な森林経営」基準に認証された森林のパルプを採用し、排水管理や自家発電についても、自社一括生産ならではの注意深いコントロールに努めています。
クレールフォンテーヌは、子どもたちの未来が常にノートの向こう側にあることを確信しています。
フランス国内での青少年教育の支援に加え、2004年には、ユニセフ(国際連合児童基金)への支援をスタートしました。一人でも多くの子どもたちが、未来への一歩を自分の力で踏み出せるように。
これはクレールフォンテーヌの変わらない願いです。
クレールフォンテーヌ社は、スポーツマンシップに共鳴しています。
クレールフォンテーヌが共感をもってサポートする対象は幅広く、サッカー、ハンドボール、アイスホッケーなど、さまざまなジャンルに及びます。次代を担う青少年が所属する地域のユースチームを数多く後押ししています。