1885年、パリの中心地、貴族達の多く暮らしたセーヌ川右岸のマレ地区に、スケジュール帳や上品なノート作りの職人、フルニエ氏が立ち上げた工房がミニョンの始まりです。
高度な製本技術と伝統的な金箔の技術を持つ工房として発展し、1930年代後半、当時の店主アドルフ・フルニエにより、フランス語で上品で小さなものへ「なんて愛らしい!」と感嘆する言葉として使われる「MIGNON」を、正式にブランド名として採用しました。
そのロゴマークは、19世紀のフランス社交界の伝統を想像させてくれます。
その後のパリでは、手帳や住所録、ペンケースやカードケースなど、社交を彩る上質な革小物ブランドとして存在感を放ち、20世紀半ばにはベルギー、スイス、アメリカでも、気品ある小物として注目されるようになりました。
21世紀を迎え、ミニョンはさらなるモードを取り入れ、仕事とプライベートを優雅に両立する人のための洗練された皮革製品を開発しています。
ミニョンは世紀を越えて、最高級フランス皮革製品の伝統を保持しています。